さあ、お仕事開始です!
開業に必要な手続きがすべて終了後すれば、お仕事が始められる状態になります。
仕事開始のステップ
STEP1:お仕事を受ける
運送会社より、配送エリアを1つお任せするという形になります。
※配達先には、個人と法人があります。配達個数はエリアによります。余裕のある方は、他地域の配送エリアを追加受託することも可能です。
STEP2:基礎研修・業務説明
お仕事を始めるにあたり、運送についての基礎知識をお伝えします。 また、具体的な配達業務についても説明します。
STEP3:運送会社担当者へのあいさつ
同行して、あなたをご紹介します。 業務などについて、簡単な打ち合わせをします。
STEP4:配達実務研修(1日~3日)
先輩が同行して、配達業務を一緒に行います。 緊張しますが、焦らなくて大丈夫ですよ。最初からサクサク出来なくて当たりまえです。研修期間中に、わからないことはどんどん質問してください。
※研修期間は、収入(売上)は発生いたしません。
STEP5:一人で配達
研修終了後は、一人で積み込みから、配達まで行います。
開始してから1ヶ月弱は少し大変ですが、慣れてしまえば、効率よく配達できるようになります。効率よくできるコツについてもお伝えします。
最初は時間がかかっても、確実にお客様へ届けることを目指しましょうね。わからないことは、いつでもご相談ください。
配達以外の業務もあります
日々の配達は、勤務スケジュールをご自身で管理し、健康や安全に注意しながら、業務に取り組んでいきましょう。
見落としがちな事ですが、配達以外の雑務も発生します。事務作業について、のアドバイスをお伝えします。
▶ ワンポイントアドバイス(事務作業的なこと)
会社員時代とは違いこれからは、個人事業主ですので、お金の管理は、とても重要になってきます。
送り状(伝票)はきっちり保管
配送先から受け取りのサインを頂いた伝票は、売上となり、お金と同じものです。
紛失に注意し、保管しましょう。
生活用の口座と、事業用の口座を分ける
新たに銀行口座を開設しなくても、大丈夫です。
既存の口座が複数あれば、その中の一つを事業専用にして入出金管理することが望ましいです。
現金や預金の出納帳をつける
通信費、ガソリン代、消耗品を購入した時なども、領収書はちゃんと保管し、経費を記録しておきましょう。
必要経費は売上(収入)から控除できますので、利益が減り、節税にもなります。
預金口座から引き落とされる経費は、預金出納帳を別に用意して現金とは別に記入します。
その他
※これからは毎年、確定申告が必要になります。直前に慌てないよう、日頃のこまめな領収書整理と帳簿への記録をおすすめします。
※領収書や帳簿類の管理については、手書きではなくエクセルを利用すれば楽です。また、経理知識のあるかたは、会計ソフト(freeeや弥生会計など)を利用して管理すれば申告書を作る時に便利です。